院長細谷雄治
1979年秋田大学医学部卒業。学生時代、筋緊張性頭痛を患った経験から医師を志すように。1990年に開業。「最悪の事態を想定する」ことをモットーに、移転時には電子フィルターを空調機に組み込んで建物全体のウイルスの吸着除去をしていく院内空気清浄化システムを採用。感染症対策にも役立てている。埼玉県医師会理事。
患者さん、スタッフの安心・安全のために
電子フィルターによる感染症対策を実施
私が医師を志したのは、学生時代に悩まされていた筋緊張性頭痛が大きなきっかけです。複数の医療機関を受診しましたが原因がわからないとのことで、適切な診断を受けられずにいました。そして、東京大学医学部附属病院を受診した際、話をじっくり聞いてもらい、少し問診をしただけで筋緊張性頭痛と診断されたのです。特に検査もなかったので、衝撃だったというのが正直な感想です。そのような経験から、私も患者さんの話に耳を傾け、悩みを解消できる存在になりたい、と思い医療の道へ。そして、医療機関は災害時にこそ必要とされることを踏まえ、私のモットーは「最悪の事態を想定すること」です。そのため、関東でも比較的地盤が安定しているこの地に診療所を建設しました。2019年6月の移転時にはいずれ大規模なパンデミックが起きることを想定し、電子フィルターでウイルスや花粉を吸着除去し、院内を清浄化するシステムを導入。感染症対策をしっかりと行っていますので、安心してご来院ください。病気は早期発見・早期治療が重要です。悩みや不安があれば、気軽にご相談ください。
副院長細谷明徳
父であり、医師である院長の背中を見て育つ。目標は父のような医師になること。幼少期のケガや病気は父の診療を受けていたことも。患者の話をじっくりと聞き、問題点や優先順位をわかりやすい言葉で伝えることを信条としている。日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本肝臓学会肝臓専門医。
皆さんとの信頼関係を築くために
じっくり話を聞く診療を心がけています
幼い頃、ケガや病気をしたときは父の診療を受けていました。医師として多くの患者さんに頼りにされている父は目標とする存在です。私は内科的処置に興味を持ち、そちらを専門としました。診療の際には、患者さんの話をじっくりと伺い、生活習慣における問題点や治療の優先順位、改善すべき事項をわかりやすくお伝えするようにしています。また、状況はお一人お一人違うため、それぞれの意見を尊重し、私から治療を強制することはありません。しかし、大切なことは包み隠さずお伝えして、お互いが納得できる部分を探るようにしています。
中には、症状が落ち着くと来院されなくなってしまう方もいますが、「症状がない=治った」ではありません。生活習慣を改めなければ再発の恐れもあります。とはいえ、これまでの習慣を変えるのはとても大変なこと。健康寿命を延ばすためにも、今後の予防策も含めてサポートさせてください。これからも父とともに、地域の方との信頼関係を大切にしながら診療にあたっていきます。
電子フィルターを使った
感染症対策
空調機に電子フィルターを組み込んだ院内空気清浄化システムを採用。新型コロナウイルスの吸着も期待できます。
地中熱を使った
エネルギー
建物の地下に埋め込んだパイプに外気を通すことで、夏は冷やし冬は温めてから空調に利用するため院内のエアコンは2台のみです。
高断熱、
高気密の院内
入り口には3つの扉を設置。外気を遮断して快適な院内環境を整えており、真夏や真冬には院内外で13度ほどの気温差があります。
3人の医師が
診療
外科を専門とする院長のほか、消化器内科、糖尿病内科を専門とする医師が在籍しているため、幅広い症状に対応が可能です。
一般内科
発熱や喉の痛み、咳などの一般的な風邪の症状から、腹痛や下痢、嘔吐などの急性疾患、生活習慣病、アレルギー疾患など、幅広い症状に対応しています。体の不調を感じる場合やどこの診療科を受診すればいいのかわからない症状も、気軽にご相談ください。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの検査を希望される場合には事前予約が必要です。電話でお問い合わせください。
消化器内科
食道、胃、十二指腸、小腸、大腸に加え、胆嚢や膵臓など消化器全般の診療が可能です。腹痛や胃痛、食欲不振、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、胸焼けなどの症状は、消化器官に不調が起きているサインかもしれません。初期段階では自覚症状が乏しい疾患もあるため、少しでも違和感がある場合には早めの受診をお勧めします。当院には、日本消化器病学会消化器病専門医が在籍しています。
内視鏡検査
直径5.9ミリの太さの細長いスコープを口や鼻から挿入します。上部内視鏡検査では、咽頭、喉頭、食道、胃を観察。一部の組織や細胞を採取することで病気の早期発見・早期治療につながります。
糖尿病検査
初期ではほとんど自覚症状はありません。症状が出ても軽いことが多く見逃してしまうことも。皮膚が乾燥してかゆい、疲労感、手や足にしびれや痛みがある、喉が渇く、目がかすむ、頻尿などが初期症状です。放置してしまうと合併症を引き起こすリスクがあるため、健診で指摘を受けた場合や気になる症状がある際には早めの受診を。当院には日本糖尿病学会糖尿病専門医が在籍しています。
CT検査
エックス線を使用して体の断面を撮影する精密検査であり、心臓や大動脈、気管支、肺などの胸部、肝臓や腎臓などの腹部の病変を発見に有用です。がんの有無、広がり、転移の確認、治療効果の判定のために実施します。検査時間は5~10分程度。体内にペースメーカーを埋入していても検査を受けることができますので、ご相談ください。
医療法人悠仁徳会 細谷医院
西武池袋線・元加治駅から徒歩12分